食品等の誤嚥による窒息事故防止についての注意喚起
2024年1月28日
消費者庁では、標題について公表資料「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!-気管支炎肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで-」などにより注意喚起を行っています。
特に節分行事の時期は、多くの教育・保育施設等において、節分行事が実施されると考えられます。また、食品以外についても、玩具等の誤嚥により意識不明となる事故がこれまでに発生しています。
ついては、節分行事に限らず、誤嚥によるこどもの窒息事故の防止のために注意すべき事項について、この機会に改めてご確認ください。
参考資料(外部サイトへのリンク)
- ●食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!(別ウィンドウで開きます)(消費者庁)
- ●子ども安全メールVol.569「パン等による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)に気を付けましょう!」(別ウィンドウで開きます)(消費者庁)
- ●子ども安全メールVol.644「硬い豆やナッツ類をはじめとする食品での窒息や誤嚥に注意!」(別ウィンドウで開きます)(消費者庁)
- ●もしもの時の「応急手当方法」(別ウィンドウで開きます)(こども家庭庁)
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窒息・誤嚥事故防止のため注意すること
- ●豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないでください。 喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。小さく砕いた場合でも、気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。
- ●ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。
- ●食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させましょう。物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。
- ●節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう。
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